--------------------------------------------------- 第一幕【黒猫・蒼】 --------------------------------------------------- 蒼板付き 道化 【海の見える丘公園】 蒼 もぅ・・・人のこと呼び出しておいて 呼び出した本人はしっかり遅刻ですか・・・。 蒼少し歩き回って 蒼 はぁ・・・何してんだか。 さっさと来なさいよね、まったく・・・。 黒猫上手入り 黒猫 ごめん!遅れた!! 蒼 遅い!自分から呼び出しておいて、 しかも女性を待たせるなんてマナーがなってないわ! 男なんだからこういうときは私より先に来て 「ごめんなさい、待った?」 「いや、僕も来た所さ!」(白い歯を輝かせる) くらいのことはしなさいよ! 黒猫 サキちゃん! 蒼 ミキヒサ君! 黒猫 ROキャラは・・・ 蒼 歯が命! ・・・って何やらすのよ! 何年前のネタよ! 黒猫 知らん!というかお前はドラマの見すぎだ! 蒼 そういうあんたは古いネタの覚えすぎよ! 黒猫 うぐっ・・・ 蒼 それはいいけど、こんな人気のない公園に呼び出して一体何の用? 黒猫 ・・・うん。ちょっと人に聴かれたくない用件なんだ。 蒼 え・・・っ! 蒼舞台端へ 蒼 ま・・・まさかコレって愛の告白かしら。 ここで愛の告白をされるということは私は彼のお嫁さんになるということで いやでもいくら幼馴染でちょっと仲がいいからっていきなりこういう展開? こ・・・困っちゃうわどうしましょう! 黒猫 あ〜・・・何を絶賛勘違いしていらっさるのでしょうか・・・ 蒼 ということは毎朝の食事は納豆とケロッグコーンフレークとお味噌汁。 毎日栄養バランスを考えなおかつバラエティーに富んだ食事 でもって夜は豪華にデリシャスに・・・! 黒猫 あの〜もしもしぃ〜・・・? 蒼 そして、子供は女の子二人と男の子一人がいいわね、うんうん。 「私、パパとママ見たいにラブラブなカップルになりたい!」 そんなことを子供から言われる・・・。 うん・・・!これよ!これだわ! 蒼 黒猫のところに戻る。 蒼 か・・覚悟は出来たわ!ドンと来なさい! 黒猫 お前は何の覚悟をしていたんだよ・・・。 というかコーンフレークと納豆&味噌汁はあわないと思うぞ・・・。 蒼 う・・うるさいわね! 何よ?はっきり言っちゃいなさい! 黒猫 えっとな・・・? 蒼 早く言いなさい、こういうのはバシッといったほうがかっこいいわよ! 黒猫 あぁ・・・。 俺な・・・ 少し間 黒猫 死神になっちゃったw 蒼 へ・・・? なんそれ、新種のプロポーズ? 道化 【暗転】 --------------------------------------------------- 第二幕【黒猫・エルシィア・そうりゅう】 --------------------------------------------------- 道化 【二日前:黒猫の通勤路】 黒猫 下手より入る 黒猫 まったく、課長の奴こんな時間まで働かせやがって。 もう、真っ暗じゃねぇか。 そうりゅう 客席から そうりゅう そこの貴方・・・。 黒猫 ん?誰だい? そうりゅう 客席よりはいる 黒猫 用があるなら早くしてくれないとドリフに間に合わないんだけど。 8時に集合しないといけないからさ。 そうりゅう ドリフよりも楽しい体験をさせてあげるわ。 ・・・ほぉら。 黒猫 座る 黒猫 な・・・ぁ・・・体が・・・。 そうりゅう 意識のある内にこの世界へのお別れでもするといいわ。 貴方の死に際の悲鳴を聞かせて頂戴! 黒猫 だ・・・ 少し間 黒猫 だっふんだ・・・。 そうりゅう やけにドリフな悲鳴ね・・・。 まぁいいわ、さよなら。 エルシィア 上手よりはいる。 エルシィア やれやれ・・・そう勝手に仕事を増やさないでもらえると助かるんだが? そうりゅう あら、お客さん? 人の裏家業を覗き見するのは趣味が悪いわよ? エルシィア 生憎だが見たくなくても見えてしまうのでな。 そこの少年を今すぐ離して投降してもらえると 色々と楽なんだがそうしてくれないか? そうりゅう この子はじきに死ぬわ。 それまで指をくわえてみててもらえるとうれしいんだけど。 エルシィア やれやれ・・・もう一度だけ言っておこう。 少年を離せ。今すぐにだ。 そうりゅう もし離さなかったらどうなるのかしら? エルシィア 代わりにお前の死体が転がるだけだ。 そうりゅう 面白い冗談ね。 けれど、使いっぱしりの貴方に私が倒せて? エルシィア お前こそいい冗談を言うじゃないか。 そうりゅう ふむ・・・貴方の方がおいしそうね・・・。 坊や、今回は見逃してあげるわ、行きなさい。 黒猫 あ・・・体が。 エルシィア 行け! 黒猫 は・・はい! 黒猫 上手へはける エルシィア 気が利くじゃないか。 そうりゅう 上等な夕食を他の事をしながら食べるのは勿体無いわ。 エルシィア その夕食に食べられないように気をつけるんだな。 エルシィアVSそうりゅう(軽く殺陣 そうりゅう 意外にやるわね、パシリだと思って力を見損ねたわ。 エルシィア ふん・・・、さあ覚悟を決めろ。 そうりゅう そう簡単にやられはしないわ・・・! そうりゅう 何か攻撃(VDがベスト) エルシィア くっ・・・! そうりゅう 今日はコレくらいで退いてあげる。 次あったときはその魂きっちりいただいて帰るわ。 ・・・次があったらね。 そうりゅう 蝶飛び エルシィア 余計なものをおいて行きやがって・・・。 ぐっ・・・。 黒猫 上手よりはいる 黒猫 お・・おい・・・あんた大丈夫かよ? エルシィア 大丈夫に見えるなら君の頭はトチ狂ってる。 黒猫 アヒャ〜ヽ(゚д。;:... エルシィア ・・・トチ狂ってるのか。 黒猫 悪い、こういう芸風なんだ。 一体あんた何者なんだ、そんでさっきの女もなんなんだよ? エルシィア 私は死神だ。さっきの女は悪魔というやつだ。 黒猫 は?何いってんだ、トチ狂ってるのはあんたのほうじゃないのか。 エルシィア それが普通の反応かも知れんな。 しかし実際、奴に君は殺されかかってるだろう? 黒猫 むぅ・・確かに。 エルシィア 人には決められた運命がある 悪魔はそれを歪め、死期ではない人間を殺す。 すると、世界に「歪み」が出来るんだ その歪みが積み重なり大きくなると・・・ 黒猫 大きくなると? エルシィア 世界が崩れ落ちる。 黒猫 はい? エルシィア 歪みの大きさに世界が耐えられなくなり崩れ落ちる。 それを防ぐために我々死神は死期を正確に運営し、 その一方で「歪み」の発生を阻止しているのだ。 黒猫 ・・はは、冗談キツいぜ。 世界が滅びるってことだろ? そんな馬鹿なw エルシィア 信じる信じないは君の自由だがコレは事実だ。 私はもうここまでのようだな。 奴にもらった毒が回ってきた・・・。 黒猫 お・おい大丈夫かよ!? エルシィア 君が気にかけることではないよ。 ただ私という存在が消えるだけだ。 コレもまた運命だろう。 黒猫 よくわかんないけど・・。 苦しんでる奴放っておけるかよ! 知り合いに霊能者がいるそいつならあんた助けれるかも! エルシィア そんな時間はもう無い。 黒猫 それに・・。あんたの話が本当ならオレは命を助けられたんだ。 借りを返さないままなんて後味悪すぎるぜ。 何か助かる方法は無いのかよ!? エルシィア そうか・・・そこまでいうなら君の力を借りよう。 黒猫 俺?俺に何しろって? エルシィア 君の体を借りる。 黒猫 え? エルシィア 力が回復しない内は本来何もできないのだが 君の体を媒体にすれば死神の力を行使できる。 すまないが私が回復するまでの間、君に死神代行を頼みたい。 黒猫 え・・それはつまり・・オレ死神になるの? エルシィア 一時的に死神の力を行使できるようになるだけだ。 黒猫 えーと・・・ううむ・・・。 ええぃ!一度言ったことは曲げられねぇ!! こうなったらヤケクソだ!ドーンと来やがれっ! エルシィア ありがとう・・・ エルシィア蝶ではけて客席へ 黒猫 消えた・・・? エルシィア どうだ?死神になった気分は。 黒猫 ・・・別に何か変わったようなことは。 エルシィア ふぅむ。 黒猫 とりあえず、あんたの声が頭の中から聞こえるのが気持ち悪い。 エルシィア 失敬な事をいう奴だな。 とりあえずはしばらくすれば慣れるだろう。 黒猫 んで?俺は何をすればいいんだ? エルシィア 私が君の中で回復している間、私の仕事を代行してもらう。 黒猫 死神の仕事って? エルシィア 死期に到達した人間を黄泉へと案内すること。 黒猫 黄泉への案内って、そんなの俺わかんないよ。 エルシィア 今は実感は出来ないだろうがその場になればわかるはずだ。 黒猫 ふむ・・・他には? エルシィア もう一つが悪魔の撃退だ。 黒猫 俺、ケンカとかからっきしなんだけど・・・。 エルシィア 大丈夫。 黒猫 お?何かあるのか? エルシィア 負けた時は私ともども死ぬだけだ。 黒猫 なんだってぇぇぇぇ!?(  Д )゚ ゚ エルシィア ん?何か不満でも? 黒猫 大有りだ!死ぬとか死ぬとかどうなんだよそれ! エルシィア 普通、殺されたら死ぬだろ。 黒猫 ああ・・・。ナルホド。 黒猫 ・・・エモ 黒猫 って納得できるか! エルシィア まぁ、悪魔がこないように祈るんだな。 黒猫 ・・・。 分かったよ、ったく・・・厄介なことになっちまったなぁー・・・。 エルシィア 自分から望んだことだろう。 黒猫 だからしょーがねぇよ。 ああ、そうだ。自己紹介がまだだったな。 俺は黒猫。 エルシィア 私は死神第108号「エルシィア」と呼ばれている。 黒猫 そうか、よろしくエルシィア。 エルシィア ああ、こっちこそ世話になる。 道化 【暗転】 ------------------------------------------------------------------------------- 第三幕 黒猫 蒼 エルシィア 戒莉 雪鵠 ------------------------------------------------------------------------------- 黒猫 蒼 板付き 道化 【海の見える丘公園】 黒猫 ・・・と、言うわけなんだ。 蒼 ・・・と、言うわけなんだ で、納得できるかぁぁぁぁーーー!! そんな与太話信じられるか!! 黒猫 そう言われるのがオチだから誰にも話してないし、 お前だけに言っておこうと思ったんだ。 蒼 ・・はぁ、ったく。 で、あんた本当に死神の手伝いするわけ? 黒猫 信じてくれるのか? 蒼 そんな顔して話されちゃ疑う気も起きないわよ。 それに・・・。 あんたは嘘言ったことないしね。 黒猫 オレぁ・・嘘は嫌いだ。 正直なのがオレの唯一の誇りだからな。(`・ω・)-3 蒼 というか、嘘つくの下手なだけでしょうに。 黒猫 うっ・・・。 蒼 で、どうなのよ? 黒猫 え・・あぁ。 オレが言い出した事だし、 一応最後までやろうと思う。 蒼 だろうと思ったわよ。 まったくあんたは面倒事起こすの得意ね。 それじゃ、私は先に帰るわね。 蒼上手はけようとする 黒猫 あっ、蒼! 蒼 わかってる、他言無用・・でしょ? 黒猫 ・・あぁ、悪いな。 蒼 大丈夫よ、誰にも言わない。 それじゃあね。 蒼下手はけ 黒猫 ふー・・・。 エルシィア ・・いいのか? あの娘に殆ど話したようだが・・・。 黒猫 うん、いいんだ。 あいつには知っていてほしいし、 知ってもらわなきゃだめな気がしたんだ。 エルシィア そうか・・・。 君がいいのなら何も言うまい。 黒猫 さってと、オレらも帰るかな・・。 エルシィア 黒猫、悪いが帰宅はもう少し後のようだ。 黒猫 ぅえ? エルシィア 初仕事だ。 黒猫 初仕事って? エルシィア あっちだ隠れて見てるんだ。 黒猫 え・・・? 黒猫 上手はけ 下手より 雪鵠 戒莉 入る 雪鵠 戒莉舞台中央へ 雪鵠 戒莉 ・・・エモ 戒莉 寂しい? 雪鵠 寂しくないって言ったら嘘になるけど、 また・・・会えるから。 戒莉 そうだな・・・。 雪鵠 でも、私は幸せよ。 戒莉 え・・・? 雪鵠 こうやって最後の時を戒莉と過ごせるんだから。 あの人が教えてくれなかったら今こうして居られなかった。 戒莉 あの話、信じるのか? 雪鵠 信じないと私は今冷静に居られないよ。 戒莉 ・・・そうだな。 俺も信じるよ。 二人 ・・・エモ 雪鵠 海、綺麗ね・・・。 戒莉 ああ・・・。 雪鵠 う・・・・くっ・・・。。 戒莉 雪鵠!? 雪鵠 うううっ・・・・は・・・あ・・・こ・・これね・・・。 やっぱり・・・、一週間前のあの人の話はホントだった。 「貴女は一週間後の夕方に死ぬわ」って・・・。 戒莉 そんな予言・・・嬉しくもなんともない! 雪鵠 でも、仕方ないわ。 きっとこれは運命なの。 戒莉 運命・・・。 雪鵠 でも・・・大丈夫すぐまた会えるわ。 戒莉 そんな都合のいい話が・・・ 雪鵠 戒莉、そんな事いわないで。 私の最後の希望なの・・・。 戒莉 ・・・ゴメン。 雪鵠 戒莉さ・・・。 前にここで夢の話してくれたよね・・・。 こんな海の見える丘に家を建てて、二人で暮らすんだって。 子供が・・・げほっ・・・できたら・・・。 戒莉 雪鵠・・・もういい・・・。 雪鵠 一緒に・・子犬飼っ・・て・・・。 戒莉 話すな体に障るぞ! 雪鵠 うん・・・。 黒猫 ポタで登場 黒猫 ・・・こんにちわ。 雪鵠 あ・・・貴方は・・・? 黒猫 お・・いや、私はあなたを迎えに来たものです。 戒莉 おい、雪鵠どうした!? 雪鵠 ごめんね・・・お迎えが来たみたい・・・。 戒莉 黒猫のほうを向き!エモ 戒莉 もう・・・来たのか。 雪鵠 いつか・・・また会えるよ・・・。 戒莉 ああ・・・そうだな。 雪鵠 ばいばい・・・またね。 雪鵠 ログアウト 戒莉 くっ・・・。 黒猫 辛いでしょうが・・・これも運命です。 戒莉 解ってるよ・・・。 黒猫 ・・・エモ 戒莉 いつまでそこにいるつもりだよ・・・。 行けよ、てめぇからの慰めの言葉なんかいらねぇ。 黒猫 ・・・分かりました。 黒猫 下手はけ 戒莉 雪鵠・・・。 【暗転】 ------------------------------------------------------------------------------- 第四幕 黒猫 エルシィア みぅ ------------------------------------------------------------------------------- 道化 【みぅの酒場 Break the Heartache】 黒猫 辛ぇなぁ・・・。 残される人の気持ちを考えるとさ。 エルシィア しかし、決められたことだ仕方あるまい。 黒猫 あんたも今までずっとこんな辛い思いしてきたのか? エルシィア 辛いさ、しかし我々が彼らを案内しないと、 魂はそこに残り、永遠に留まることになる 我々は決して彼らに不幸を呼んでいるわけではない。 さらに悲しい事にならないように我々は動いているのだ 黒猫 それはそうなんだろうな・・・。 初日からこんな調子でやってけんのかよ・・・。 みぅ 下手よりはいる 黒猫 悪魔が来たら来たでそれとも戦わないといけないんだろー・・・ 勝てるのかよ俺で・・・ みぅ 一人で何ぶつぶつ言ってるのかな? 黒猫 のわぁ!?Σ(・ω・ノ)ノ びっくりした・・・みぅさんか・・・w みぅ 私の店なんだからいるのは当たり前でしょー。 それとも居ちゃダメだったかしら? 黒猫 いえいえ!そんなことないです! みぅ そう? んじゃ、はいこれ。 みぅ 何か飲み物を落とす 黒猫 え? みぅ お姉さんのお・ご・り♪ 黒猫 ありがとうございます・・・。 みぅ いえいえ。 それで?何の悩み事かな・・・? 黒猫 べ・・・別になんでもないですよ・・・ みぅ 怪しいなぁ・・。 あ、青少年の悩みと言えばアレよね? そう、恋の悩み!ズバリでしょ!? 黒猫 この人くらい能天気だったら悩み少なそうでいいんだけどな・・。 みぅ 何か? 黒猫 い・いえ、なんでも・・・。 みぅ ふーん、ほんとに・・・?(  ¬_¬)じー 黒猫 すみません・・・。 みぅ 話せないことなんだね? 黒猫 はい・・・。 みぅ そっか、んじゃ無理には聞かないわ。 でも辛くなったらいつでも話すのよ。 黒猫 分かりました、ありがとうございます。 みぅ んじゃ、ゆっくりくつろいでて、明日の仕込みをしてくるわ。 何か注文があったら呼んでね。 黒猫 はい。 みぅ 下手はけ 黒猫 やっぱ、みぅさんには隠し事できないな・・・。 エルシィア 彼女は? 黒猫 この酒場のマスターの娘さんだよ。 いつも俺のこと気にかけてくれてる、俺にとってはやさしい姉さんだよw どうした?気に入った?w エルシィア 彼女から不穏な気配を・・・ 黒猫 う・・・・っ・・・・。 さ・・寒気が・・・。 エルシィア この気配は・・・。 黒猫 まさか。 エルシィア 悪魔だ・・・。 黒猫 みぅさん!!! 下手よりみぅ入り 舞台端で座る みぅのそばにクローキング状態でそうりゅう待機 みぅ く・・黒猫・君・・・。 黒猫 みぅさん何があったんだ!? エルシィア 離れろ!!! 黒猫 え? そうりゅう クローキング解除MB 黒猫吹っ飛ぶ 黒猫 がふっ・・・ そうりゅう あら、誰かと思ったらこの間の坊やじゃない。 悪いけど、邪魔しようったってそうは行かないわ。 この間あんた達に邪魔された分のツケを返さないと私が消されてしまうのよ。 黒猫 く・・・っ。 そうりゅう 彼女の命はいただいていくわ。 黒猫 ま・・・て・・・。 そうりゅう 待てといわれて待つ悪役は居ないわよ。 そうりゅう 蝶飛び 黒猫 みぅ・・さん? みぅ 黒猫君・・・大丈夫? 黒猫 俺の心配をしてる場合じゃ・・・ みぅ いいのよ・・・私このまま死ぬんだわ 黒猫 そんな・・・そんなの・・・! みぅ 受け入れなさい、私という存在の死を・・・。 貴方が苦しんでいると私は安心して逝くことが出来ない・・・。 黒猫 でも・・・! みぅ 甘えないで、強く生きるのよ、強く・・・強くなりなさい。 そうすれば貴方の悩みも消える。 他人の死というものはそういうものよ・・・。 黒猫 みぅさん・・・。 みぅ さぁ・・。私を連れて行って。 黒猫 はい・・・。 みぅ ありがとう・・・大好きな黒猫君・・・。 黒猫 え・・・っ! みぅ ログアウト 黒猫 く・・・っ・・・! エルシィア 彼女のことは辛いだろうが気に病むな。 黒猫 分かってるよ・・・。 下手より 蒼入る 蒼 黒猫どうしたの? みぅさんは?赤ワイン切らしたから1本欲しいんだけど 黒猫 みぅさんは・・・ 悪魔に殺された・・・。 蒼 え・・・? そんな、嘘でしょ・・・? 黒猫 なんで・・・なんであの人なんだよ・・・。 みぅさんはなんも悪いことなんかしてないじゃないか・・・。 蒼 ・・・。 黒猫 俺は・・・みぅさんを守れなかった・・・。 みぅさん・・・。 蒼 ・・・わむ・・し。 黒猫 え・・・? 蒼 黒猫の弱虫・・・。 黒猫 俺は人一人守れないような・・・ 蒼 違うわよ、このスカポンタンっ!! 貴方はみぅさんを守れなかった。 でも私はそんなところを責めてるんじゃない。 こんな所でしょぼくれてる貴方を私は許せないわ。 黒猫 ・・・エモ 蒼 貴方にはやる仕事がある、そうでしょう? 貴方に送ってもらわないといけない人が居る。 貴方に守ってもらわないといけない人が居る。 分かってるでしょう? 成り行きとはいえ貴方が決めた道じゃない。 貴方がそんな顔をしててどうするのよ。 みぅさんが安心して天国にいけないじゃない。 黒猫 蒼・・・。 蒼 もういいわ、私帰る。 黒猫 !エモ 蒼舞台下手袖へ行き・・・エモ 蒼 明日、まだそんな顔してたら許さないよ。 私はそんな貴方を好きになったんじゃないわ。 蒼 はける 黒猫・・・エモ 少し間 黒猫 辛いな・・・。 エルシィア ああ。他人で居る限りその気持ちは知ることはできない 黒猫 そうだろうな、オマケに蒼にまであんな事言われて。 エルシィア 彼女のことは私には何とも言えんが。 我々は死に逝くものには最大の敬意を持っている 黒猫 敬意・・・? エルシィア 忘れないことだ。 その者がそこに居たという事をいつまでも忘れないように居ること。 黒猫 忘れないこと・・・。 エルシィア それは、証となりてその者への最大の敬意となる。 黒猫 ・・・そうか、そんな簡単なことだったんだな。 エルシィア 簡単なことだが得てして案外難しいものだ。 その人をよほど大切に思っていないと出来ないことだ。 黒猫 そうだな・・・。 エルシィア。 エルシィア ん? 黒猫 俺、強くなるよ。 エルシィア そうだな、悪魔に負けてる場合じゃないな。 黒猫 手に入れたその強さには・・・みぅさんがいるんだ。 俺の心にはいつまでもみぅさんがいる・・・。 エルシィア ああ。 黒猫 おーし・・・っ、落ち込んでる場合じゃないな。 んでさ今更なんだけどやつらの目的って一体? エルシィア 奴らの目的は混沌の先に自分達の世界を作ろうとしてる。 黒猫 混沌の先・・・。 エルシィア 世界が崩れたその先、残るのは深い闇と無の混じりあうイビツな世界。 しかしそれは闇に生きる悪魔達にとっての楽園でもある。 黒猫 俺たちはどうなるんだよ。 エルシィア いいところで混沌か無に包まれて死ぬ。 運が悪ければ一生奴らの奴隷だな。 黒猫 死んだほうがましって事か・・・ エルシィア その通りだ。 黒猫 させるかよそんなこと・・・。 このリニューアルした黒猫様が悪魔を天に帰してやるぜ。 エルシィア まだ、近くに居るかもしれない。 集中してみろ、今ならまだ感じ取れるはずだ。 黒猫 わかったやってみる。 黒猫 ・・・エモ 黒猫 近い・・・。 見えた!ここは・・・ エルシィア どこだ? 黒猫 蒼の家の近くだ! 蒼が危ない! エルシィア 急ぐぞ。 黒猫 言われるまでもない! 黒猫 下手はけ 道化 【暗転】 ------------------------------------------------------------------- 第五幕 ------------------------------------------------------------------- 道化 【溶明】 蒼下手より 蒼 ちょっとひどいこと言っちゃったかな・・・。 明日元気出してたら謝っとこう。 昨日は少し言い過ぎたよゴメンね許してくれりゅ?(モジモジ いいさ、俺を励ますためだったんだから、ありがとう。 蒼、最後に言ってくれたセリフ・・・       すごくうれしかったよ きゃはーっ、頭から湯気出そうー!!!プシュー! ↑一人芝居で。 そうりゅう クローキングで入る そうりゅう まったくおめでたい子ねぇ・・・。 蒼 誰・・・? そうりゅう 私?私はねぇ・・・。 蒼 あ!待って言わないで! ・・・貴方のその格好。さては・・・っ! そうりゅう !エモ 蒼 恋のキューピッドね!? そうりゅう あなたの頭はどこまでおめでたいのかしら・・・? ってかどう見たらキューピッドに見えるのよ。 蒼 何だ違うんだ。 そうりゅう ふむ・・・そうねぇ。 貴方が望むなら彼と会わせてあげるわ。 蒼 え!?ほんと!? そうりゅう そこに立って目を閉じて・・・? 蒼 は、はいっ! そうりゅう ほーら眠くなってきた。 蒼 ・・・エモ後座る そうりゅう やっぱりおめでたい子ねぇ、そのままいい夢を見なさい。 永遠に続く終わらない夢をね。 さーて、おうちに帰って魂をゆっくりいただこうかしら。 そうりゅう 蒼に近づく 蒼 う〜んむにゃむにゃ・・・ウフフフ・・・。 そうりゅう 何・・・?寝言・・・? 蒼 ほ〜らあーんしなさ〜い。 そうりゅう 何かムカつく夢ね・・・ここでトドメ刺したろうか・・・ 蒼 美味しいでしょ〜う? 蒼特製納豆コーンフレーク、フカひれミルク仕立て・・・。 そうりゅう 何食べてるのよ・・・。 いいわ、気が変わった。ここで魂頂いちゃいましょう。 そうりゅう 何かそれっぽいスキル。 黒猫 下手よりはいる 黒猫 蒼!!! お前・・・蒼に何をした!? そうりゅう 一足遅かったわね美味しく頂いちゃったわ。 その子はもう抜け殻だけど返してあげるわ。 黒猫 蒼に走り寄る 黒猫 蒼・・・おい、どうしたんだよ・・・? 何でこんな黙ってるんだよ・・・。 俺を励ましてくれるんじゃないのかよ・・・! 蒼・・・。蒼ぉぉ!! そうりゅう 無駄よ。 魂が抜けちゃった体はその存在意義をなくしちゃうもの。 まだ呼吸もしてるけどすぐにとまるわ。 黒猫 ・・・っ。 そうりゅう さて・・・今夜のメインディッシュを頂こうかしら? 死神の魂をね、さっきは逃がしてあげたけど。 せっかく来てくれた子猫ちゃんを 食べない訳にはいかないもの。 黒猫 悪魔・・・。 そうりゅう 何?命乞いなら承っていないわよ。 黒猫 俺は・・・。 お前を殺そうと思う。 かけがえのないもの達を奪ったお前を・・・。 俺は許さない。 そうりゅう へぇ・・・? 面白いことを言うのね? いいわ、もし貴方が私に勝ったなら その子の魂は返してあげるわ。 まぁ、そんなことは万に一つもないと思うけれど? 黒猫 辞世の句は読み終えたか・・・ そうりゅう 調子に乗るんじゃないわよ・・・ 小僧ぉぉっ!!!! そうりゅう VS 黒猫殺陣(黒猫の勝ちっぽく そうりゅう ぐ・・・ふっ・・・。 黒猫 はぁ・・っ・・くっ! そうりゅう やるわね・・・、何があったのか知れないけれども・・・。 黒猫 今日は見逃してやる・・・次はない。 そうりゅう 殺すって言ってた癖に、後悔しても知らないわよ・・・ 黒猫 ・・・エモ そうりゅう 約束どおり彼女の魂は返してあげるわ。 さよなら、もう会う事はないわね・・・。 そうりゅう 上手はけ 黒猫 はぁっ・・・はぁっ・・・。 助かった・・・もう戦う力なんてなかった・・・。 蒼 う・・うーん・・・。 黒猫 ・・・蒼!?大丈夫か!? 蒼 あ・・・あれ?黒猫? どうしてこんなところに? 黒猫 どうしてってお前何も覚えてないのか? 蒼 ・・・何もって? 蒼 !エモ黒猫から出来るだけ離れる。 蒼 何で黒猫がこんな夜にこんな所で私の隣にいたのかしら・・ これって・・・やっぱあれかしら・・・? あの人ってホントに恋の・・・? 黒猫 何一人でブツブツ言ってるんだ? 蒼 え!?あ!いや何でもないの! 私分かってる!全部分かってるわ! きっとこれはキューピッド様の祝福よね! 黒猫 キューピッド? 蒼 いいの!なんでもないの! 黒猫どうしてこんなところにいるの? ってかその傷どうしたの? 黒猫 傷はその・・・なんだ。 お魚くわえた猫を追いかけてきたサザエさん一家に轢かれた。 蒼 あははwなんか黒猫らしいね。 黒猫 俺らしいって俺ってどういう人間に見られてるんだ・・・。 蒼 んで?なんでこんなところに? 黒猫 いや、夜道は危ないから送ってこうと。 蒼 ・・・ぷしゅ。 黒猫 嫌か? 蒼 くるしゅうない! 黒猫 何で時代劇風なんだよ。 蒼 くるしゅうないぞ!存分に送るがいい! 黒猫 大丈夫かお前・・・? 蒼    くるしゅうない! 黒猫 まぁ帰るか・・・。 黒猫 蒼の隣へ 蒼 プシュー苦しいー 黒猫 大丈夫か? 蒼 いいの!気持ちいい苦しいの! 黒猫 はぁ? 蒼 いいからぁー!ぷしゅー! 黒猫 あぁ・・・w 蒼 黒猫 下手はけ 道化 【暗転】 ------------------------------------------------------------------- 第六幕 ------------------------------------------------------------------- 黒猫 板付き 道化 【海の見える丘公園】 黒猫 いってぇー・・・ちきしょー・・・。 肋骨胸骨があわせて5本も折れてるなんてなぁ・・・ エルシィア 一晩越してから気付くってどれだけ鈍いんだ、お前は。 黒猫 うるせぇー(´・ω・`) エルシィア 私の力の作用で回復は早くなっているはずだから 数日後には直ってるだろう。 黒猫 ったく・・・。 お前のせいだぞ、少しくらい俺に感謝して欲しいものだ。 しかも、こんな時に蒼から呼び出し食らうなんてなぁ。 家で寝かせてくれっての・・・。 少し間 黒猫 何黙りこくってんだよー。 エルシィア ポタで舞台上へ 黒猫 ぬおおっ!?Σ(・ω・ノ)ノ エルシィア 悪いな、少し集中していた。 少し力が戻ってきたようだ。 具現化程度ならできるようになったみたいだ。 黒猫 ということは、俺もようやく開放か? エルシィア いや、まだしばらくは面倒を見てもらうことになるだろうな 黒猫 タッハー・・・まだ続くのかよ。 エルシィア すまないな。 黒猫 まぁいいさ、俺が望んだことだしな。 エルシィア それに、君達の行く末も少し気になるものでな。 黒猫 は? エルシィア蝶とび客席へ 蒼 下手よりはいる。 エルシィア まぁ、せいぜい頑張ることだな。 黒猫 エルシィア・・・。 蒼 どしたの? 黒猫 いや・・・少し物思いにふけってた。 蒼 ふぅん? ・・・待った? 黒猫 いや、俺も来た所さ!(白い歯キュピーン 蒼 何それ・・・キモイ、黒猫らしくない。 黒猫 なんだよ!人が希望に答えてやったってのに。 蒼 そんなのいらないよ、君は君のままでいいよ。 黒猫 ・・・蒼らしくないキモイ。 蒼 何よ!せっかく褒めてあげてんのに! 黒猫 だってー(´・ω・`) 蒼 だって何よー。 黒猫 ・・・何でもねぇ。 蒼 何よー。 黒猫 まぁいいじゃんか。 んで今日は何の用だよ? 蒼 う・・うん・・・あのね? 黒猫 なんだよ、この前と立場が逆じゃねぇか。 人にはアレだけ言ったくせにハッキリ言えよ。 蒼 うるさいわねー。 黒猫 何だ、恋の告白か? 蒼 馬鹿じゃないの? 黒猫 んだとコノヤロウ!? 蒼 ちょっと黙りなさいよ! 心の準備くらいさせなさいよ! 黒猫 分かったよったく・・・。 蒼 えっとね・・・? 私・・・。 黒猫 ってこの展開、身に覚えが・・・ 蒼 恋のキューピッドになっちゃった・・・w 黒猫 んな・・・なんだってぇぇぇぇっ!?(  Д )゚ ゚ そうりゅう クロキンで舞台へ そうりゅう ハァイ♪また会ったわね。 黒猫 何でお前がこんなところいるんだよ!? エルシィア ポタで舞台へ エルシィア 貴様・・・! そうりゅう あらあら、大層なお出迎えねぇ。 黒猫 蒼に何するつもりだ! そうりゅう 何もしないわよ。 エルシィア さては、この私への当て付けか何かか!? そうりゅう そんなことして何の意味があるのよ。 黒猫 だったらなんだっていうんだ!? エルシィア だったらなんだっていうんだ!? 蒼 あのー・・・w 黒猫 しっかりしろ蒼呪われてるんじゃないだろうな!? 蒼 いやそうじゃなくて・・・。 エルシィア 大丈夫だ今から私の力で天に帰してやる。 蒼 だから・・・ 黒猫 エルシィア俺に力を! エルシィア ああ! 蒼 その・・・ 黒猫 はぁぁぁぁぁぁっ!!! 蒼 黙れや!!このスカポンタン二人組み!!!!! 黒猫 ひぃぃぃ(´・ω・`) エルシィア は・・・はい・・・。 蒼 説明するわよ?次、黙ってなかったらぶん殴るわよ。 エルシィア 了解した。 蒼 ――==≡≡≪〈〈〈《(-_-)=○》≫≫()゚O゚)ぐはっ!? エルシィア ガクッ・・・。 蒼 いい・・・? 黒猫 うんうんエモ 蒼 昨日黒猫と別れた後にね 我が家の愛犬、柴犬のブリティッシュベッカム14世に餌をやろうと庭に出たら 恋のキューピッドのそうりゅうさんが倒れてたわけ。 そこで、少しの間だけ私の愛のエナジーを欲しいって言われたので この私が協力することになったのよ。 黒猫 パーエモ 蒼 質問を受けましょう。 黒猫 ツッコミたいところばっかりでどこからつっこんでいいのか分かりません。 蒼 ならつっこまなくていいです(キパッ 黒猫 はい・・・(´・ω・`) そうりゅう まぁ、取って喰おうなんていう気持ちはまったくないし。 ちょっと面白そうだから少しの間、面倒になるわ。 蒼 そんな訳で私は恋のパトロールに行ってくるわ! さあ行きましょう! そうりゅう ええ。行きましょうか。 蒼 そうりゅう 下手はけ 黒猫 キューピッドて・・・ エルシィア っつぅ・・・何て女だ・・・。 黒猫 不覚だなエルシィア。 あいつの凶暴さを見抜けないとは。 エルシィア あの二人に一体何があったんだ。 黒猫 呪術の類は? エルシィア 反応無しだ。 黒猫 ・・・なんなんだろうな。 エルシィア まぁ、取って喰うつもりもないようだ。 様子を見ておけばいいんじゃないか? 黒猫 ・・・ふむ。 それはいいとしても。 あいつらが恋のキューピッドって超キモイ。 エルシィア ・・・言うな。 道化 【暗転】 こうして、黒猫は死神に 蒼は恋のキューピッド(?)になり それぞれの道を歩き始めます。 しかし・・・この平和な時にも 悪魔達の計画はこの時にも少しずつですが、 着実に進んでいるのでした。 【終幕】 -------こっから次回予告------------------------------------------------------ 道化 さて、来月のアクロレインは? 黒猫下手より現れて上手へ向かって歩く。 それ蒼追いかけて現れる。 蒼 黒猫ー! 黒猫 お、蒼じゃん。どうしたんだ? 蒼 え・・えっとね・・・。 来月第一週水曜日の夜とか空いてる・・・? 黒猫 んーまぁ空いてるんじゃないかな 蒼 キャー!!!やったー! これ見に行きましょうよ!! 黒猫 ん?アマツ臨海劇場観劇チケット? 蒼 そう! 黒猫 どんな話なんだよ? 蒼 ええとねー。題目は「under the cherry blossoms」って言って とある町に住むカップル、戒莉と雪鵠のお話らしいよ ある日占い師に雪鵠が一週間後に死ぬって言われるんだって。 で、結局彼女は死んじゃうんだけどその占い師は不思議な力の持ち主で〜 彼女は生き返るんだけどなんと彼女が記憶喪失で・・・! っていう話なんだって。 黒猫 ふぅん。 蒼 ・・・嫌? 黒猫 いや、いいよ? 蒼 なんか不満そうだ・・・。 黒猫 そうか? 蒼 いつもの黒猫だったら。 劇!?ひゃっほー!ウハハハハゲヘヘヘヘ!! とか言うはずなのに。 黒猫 劇!?ひゃっほー!ウハハハハゲヘヘヘヘ!! 蒼 うんうん、それでこそ黒猫だね! 黒猫 だから俺はどう言う人間に・・・。 蒼 それじゃ!来月の7日の午後10時にアマツ臨海劇場ね! 来なかったら死刑だから! 黒猫 はいはい・・・。 道化 【暗転】